ミスジャパンで避けられないスピーチ
今回は、実際どんな感じのスピーチにすればいいかわからないという方のために、2019ミスジャパンでTOP16を獲得した私が、審査でどんなスピーチをしたのか、ポイントとともにここで全面公開します!!
※ミスジャパンTOP16とは
ミスジャパンtop16になるには日本大会1stセッションを通過しないといけません。通過するには、事前審査(ウォーキング、スピーチ、質疑応答)と1stセッションでのウォーキングが鍵となります。1stセッション通過者は47都道府県中、16人に絞られます。
ミスジャパンTOP16に選ばれた私のスピーチ公開
以下に私が実際に話したスピーチを公開します。
皆さんは今自分を生きていますか?私は去年まで自分を殺して生きてきました。
しかし、本当はどうしたいという声に耳を傾け、自分を見つめることで今、ここ、ミスジャパンというスタートラインに立っています。
私は、人の可能性は無限だということを1番に、自分の経験ふまえ、世界中のみんなが自分を生きられるよう支援します!
いかがでしたでしょうか?
こんなざっくりでいいのか、、と思う方も多いと思いますが、これで私は1stセッション通過しています。(もちろんスピーチだけではないですが、、)
ここから、私がこのスピーチを作ったポイントをご紹介します。
ミスジャパンスピーチ作りのポイント解説
何を言いたいのか、何を伝えたいのかテーマを明確にする!
これは私がスピーチを作る上で一番大事にしたポイントです。
私は就職をした時、上下関係や社会的なルール(社会人1年目はこうあるべき的なもの)に縛られていました。
言いたいことも言えず、周りに気を使ってばかりで、自分が何なのか、本当はどうしたいのかということを忘れていました。
当時は笑顔が消えとても会社に行くのが憂鬱だった記憶があります。
私はあるきっかけを元に、自分は本当はどうしたいのかということを考え始めました。
自分を生きようと思考を改めた途端、大きな扉が開くような感覚を今でも忘れません。
同じように悩んでいる同世代の方や、自由に生きることなんかを忘れてしまっている年上の方に「自分を生きる開放的な楽しさを知ってもらいたい!人生後悔して欲しくない!」
そんな想いを1番に伝えたいと、「自分を生きる」をテーマにしました。
このように、自分の言いたいことが明確に伝わるテーマを選ぶと書きやすいでしょう。
冒頭でインパクトを与える
私は冒頭で審査員を惹きつけられるような言葉選びをしました。
まず、私が使用したのは「審査員への問いの投げかけ」です。
審査員に最初に問いを投げかけることによって、審査員が自分ごととしてそのあとのスピーチを聞いてくれると思ったからです。
次に「私は死んでいました」というワードで私の苦しみを表現しました。
このように、自分の経験をいかにインパクトのある言葉で表現するかが短いスピーチでのポイントになってくると思います。
おまけに冒頭でインパクトを与えておけば、緊張で途中の言葉が飛んだとしても、何が言いたいのか審査員自身が考えてくれるので、自然と言いたいことが伝わってたりしますw
ミスジャパングランプリになって何をしたいのかを盛り込む
最後にグランプリをとって何をしたいのか、何を発信していきたいのかを盛り込みます。
これがないと、ミスジャパンに出る意味がわからなくなってしまいますから、結構大事です!
私はこれになりたい!という明確なものがなく模索中だったので「自由に自分を生きられるよう支援する!」としました。
もちろん明確に〇〇になりたいという方はそれを盛り込むのがいいと思います。
ただし、自分の伝えたいテーマからは外れていないように注意してください。
そして重要ポイントは、周りに影響を与えられるか、周りを巻き込んでいけるかどうかです。
自分のやりたいことで終わってしまうと、グランプリになって影響力を持つ意味がありません。
グランプリになって何をしたいのか考えるときは、周りへの影響を含めて考えてみてください。
スピーチは自分の気持ちを自由に発信できる審査
いかがでしたでしょうか?
だいたい30秒だとこんな感じです。
これよりも長い、例えば1分とかになる場合は、自分の経験(私だったら就職の苦労経験)や、ミスジャパンになってどうやって発信していくかなどの具体例を盛り込む形になっていきます。
スピーチは自分の気持ちを唯一自由に発信できる審査です。
あまり難しく考えすぎず、かしこまりすぎず、自分の伝えたいことを自由に表現してみてはいかがでしょうか。
嘘偽りなく心から言葉を語ることで、きっとあなたの気持ちは審査員はじめ、世界中の人に伝わっていくでしょう。
それでは、皆さんの活躍心から期待してます!